補聴器の選び方にコツはある?

補聴器の選び方にコツはある?

「あれ?最近耳が聞こえにくくなった…?」
「人に呼ばれても気がつかないことが多い」
何かのきっかけに耳が聞こえにくくなってしまうことがありますが、多くの場合は加齢による聴力の低下によって起こります。その聞こえづらさを放置してしまうと、認知機能にも影響が及ぼされると言われており、聞こえづらさへの対策が必要になります。聞こえづらさを解消するには補聴器が有効ですが、どのように購入すればよいのでしょうか?今回は、補聴器の買い方について解説していきます。

補聴器を買う前に耳鼻科へ

「最近聞こえづらくなったから、補聴器を買いに行こう」と自己判断で補聴器を購入してはいけません。聞こえづらいな、と思っていても、まだ補聴器が必要ない場合もあります。聞こえづらさを感じたら、まずは医師に相談をすることが大切です。

行く病院は、耳鼻咽喉科です。また、補聴器相談医のいる病院でも可能です。専門医に相談をし、検査をしてもらいましょう。

検査を経て、聞こえ方が十分ではなく、補聴器が必要と診断されたら、補聴器を購入しに行きます。

補聴器の種類

ひと口に補聴器、と言っても種類がたくさんあるのはご存じですか?大きく3つの種類に分かれており、特徴が異なります。

・耳穴型

ワイヤレスイヤホンのように、補聴器本体を耳の穴に入れて使用するタイプです。本体がとても小さいので目立ちにくく、わかりにくいというのが特徴です。

・耳かけ型

本体が大きめで、耳にひっかけて使用するタイプです。スピーカー部分が分かれており、耳穴に入れるタイプもあります。

・ポケット型

本体とイヤホンが完全に分かれており、コードで接続して使います。操作が楽で、わかりやすいのが特徴です。

自分に合った補聴器を選ぶポイント

これらの3種類は、特徴だけでなく、使い勝手や価格も異なります。また、より性能が高いものを選ぶとなった場合は50万程度になる場合もあるので、自分が望む性能と価格のバランスが釣り合うものを選んでください。

使い勝手だけではありません。聞こえづらさを解消するには、ただ補聴器をつければよいというわけではなく、自分の聞こえづらさに合わせて調整してもらう必要があります。

使い勝手も聞こえ方も自分に合ったものを選ぶためには、補聴器を販売しているショップへ行って、販売員と相談しながら購入すると安心です。熊本にある岩永補聴器という補聴器ショップでは、昭和28年創業の補聴器専門店です。経験豊富なスタッフが真摯に相談に乗ってくれるので、安心して補聴器を選ぶことができます。購入時だけでなく、購入後のサポートも手厚いので、補聴器を使う上でも安心です。

熊本の手厚いサポートを受けられる補聴器専門店はこちら

補聴器は丁寧に選ぶ必要があるので、ご自身だけでなく、家族にも相談をして、一緒に選んだり、話を聞いてもらったりした方がよいです。決して安い買い物ではないので、納得して購入するためにも、家族にも協力してもらって選びましょう。

聞こえが良くなると、生活の質もぐんと上がります。聞こえづらさを感じる方は、まず医師に相談をして、補聴器の使用の検討をしてくださいね。

宿題をしているろう者の10代の生徒